「日本で一番薔薇を買う男」

こんにちわ、薔薇屋のゆうすけです
さて、いよいよ年の瀬ですが皆さんどうお過ごしでしょうか?
一年いろいろありましたが、2023年、花農家としての活動で一番パワーを必要としたのは2023年11月5日横浜Kアリーナで開催されたAwich Queendom -THE UNION-でしょうか。

開催の2週間前にイベントの主催者(親愛なる友)から一本の電話、、、
友「ゆうすけ、また薔薇頼みたいんだけど1万5000本いける?」
俺「えっ?15000本!?いつ!?」
友「うん、2週間後」
俺「マジ!?超いきなりだけど是非とも!!前回みたいな感じ?」
友「そう、前回みたいな感じ」
そうなんです、友人の彼は以前にもイベントで薔薇を使ってくれているんです。

1度目は自身のパーティーで10000本以上、2度目 は2022年Awich@武道館、伝説のLIVEで8000本、そして3度目となる今回は15000本、そう、彼は日本で一番薔薇を買う男なんです。
そして、日本で一番のロマンチストなんだと思う♡

よし!!やるぞーー!!超BIGイベントのGOサインが出た以上、こちらも本気で動かなければ!
まずは薔薇が収穫見込みを計算。ピコーん🤖
、、、、全然足りなそう、、、、
しかし依頼を受けてしまった以上、プロとしての仕事をしなければ!
薔薇農家の師匠であり、グループとしていつもサポートしてくれている先輩に、
俺「15000本の依頼を受けちゃったんですけど、いざという時は助けてくれますか?」
師匠「もちろん、大船に乗ったつもりでいていいよ!」の一言
ホッ、一安心。
あとは、配送の手配だ!
まずはいつもお世話になっているお花専門の運送屋さんに電話
「11月 5日 に横浜までチャーター便をお願いしたいのですが可能ですか?」
「多分、いけると思うのだが日曜日だからなぁ、ドライバーの手配がなぁ、、」
「分かりました!もしドライバーの手配がつかない場合、お車お借りできますか?」
それならいいよと、車の手配・配送はクリア!
しかし、ドライバーさんの手配はつかず、自身で運転することに、、、
3tトラック、、、で、でかい、、
ハンドルは横だし、マニュアルのシフトレバーはキラキラの水晶みたいなの付いてるし、気分はトラック野郎(菅原文太)、頭の中では昭和の歌謡曲が流れます♪
そして、荷造り、普段出入りしてくれているドライバーさんはサササァ〜と流れるように薔薇を丁寧に荷台へと積み込みしていくのだが、見 るとやるのじゃ大違い。
ほんと普段はお世話になってます。「感謝」の一言ですね。

予定通りに会場入り、納品を済ませて終了〜とはいかず、今回は別のミッションも!
開演時に入り口で薔薇を配るのですが、BARAYAの薔薇を持ったAwichファンの皆さまのスナップをパシャリ!計画。
40代のおっさん2人 (俺とカメラマン)で声を掛けたのに怪しまず、そして笑顔をくれて、ありがとう!

そして、開演。
客演としてJP THE WAVY、KEIJU、YZERR(BADHOP)、DOGMA、鎮座DOPENESS、ANARCHY、RITTO、LANA、MaRI、NENE(ゆるふわギャング)、YURIYAN RETRIEVER、STUTSら総勢20名のラッパー/プロデューサーたちが一堂に会した。
最後の曲「Love Me Up」を熱唱。広いアリーナを見 渡せるようAwichが舞台装置でどんどんと上昇、上空からフロアを見 下ろすAwichに向けて、ファンは入り口で配られた色とりどりの薔薇の花を一斉 に掲げる。サプラ〜イズ!!会場のボルテージはMAX!!この日一番の大合唱に包まれる。
↑ほんと凄い光景だった、曲も演出もそうなんだけど、自分達が育てた薔薇が一斉 に会場を埋め尽くす、、、
人生において、一生忘れられない1コマってあると思うんだけど、まさにそれを見 ちゃったって感じで純粋に泣いているファンの子 たちもいたけど、別の視点だけど俺もジーンと、、泣いちゃってました。
薔薇農家やってて本当に良かった。そしてこれからも薔薇を育て
ていくモチベーションを一生分もらった。
フックアップしてくれた主催者の豊樹、全てのスタッフさん、本当にありがとう!

<来年の目標>

ここ数年蒔いてきたたくさんの種(植物の種以外もたくさん)を、少しでも多く実らせたいところです。
「花が咲くところには希望も咲く」
今年もたくさんの方に助けられ、無事一年を終えることができました。
それでは皆さま、良い新年をお迎えください。
一年間お世話になりました。愛・感謝・喜び・笑顔…合掌。